『ものづくりに強い国 日本』、これは世界的に認められている事実であると私は考えますが、次世代を担う国内の若手は『製造業』で職を得ることにあまり前向きではありません。

私なりに考えました。

私は学生時代、海外で数年暮らしていました。また、10度程ですが、海外旅行をし、アメリカやアジアの国々を歩いてきました。

我々が他国のことをあまり知らない様に、他国の人々も日本のことをあまりよく知りません。
しかしながら『made in Japan』という言葉・ブランドは世界的に広く認知され、その言葉自体にほぼ共通のイメージが根付いていると私は考えています。
私は『世界的に認知されているmade in Japan』が持つ意味は、
『継続した改善に裏打ちされた製品/サービスの品質担保、また
その為の高水準の要求を組織として可能にする文化』であると思います。

自分や家族、仲間の安全・安心を選ぶときに『made in Japan』というブランドは効力を発揮します。
また『今は出来ないけど、可能にならないか?』に答えるのも、『made in Japan』であると思います。
私が思う『製品の品質』とは、『過剰な機能付加』ではなく『製品本来の目的を達することが出来る創意工夫の結果が形を成したもの』
で無ければならないとも思っています。

日本のものづくりを支えているのは、多くの中小企業です。その殆どが、完成品ではなく、それぞれが部品や中間品を、それぞれのコダワリをカタチにしていく事で、
実際の商品やサービスを下支えしています。
反面、彼らとお話した際に異口同音に
『俺達は凄いものを作れるけど、誰に何を提供したらよいかは判らない』と口にします。
これが本質的な日本の製造業の弱点です。

ならば、それを変えることもできる筈。

世界には広大なマーケットが広がっています。
世界には多くの『こんなことが現実になったら良いな』と想っている人・組織が居ます。
日本の『ものづくりに対する真摯な姿勢』を『職(生業、professhonn )』と『人(個人、組織)』にフォーカスを当てて紹介する機会を作ります。一人でも多くの人の心に情報や商品を届く様にしていきます。

近年はアニメ・マンガやカワイイ文化の影響で『made in Japan』に新たな側面が付加されてきました。
これは喜ばしいものですが、『made in Japan』の基幹は依然『製品・サービスの品質』にあると考えています。

このサイトを通じて、『つくれる腕』と『出来たら良いなとの想い』をつなげる事で、新しい出会い・商機を生むのがこのサイトの目的です。

また、次世代を担う日本の若手達が、私たちが取り上げる人や組織の『本当の後姿』を知ることで、
『俺も/私も製造業で働きたい!』、『俺なら/私なら世界を驚かせるこんな仕掛けが出来るのに!』
と雄叫びをあげたくなる。
そんな明日が見つかるなら、そんなに嬉しいことはありません。

一般財団法人雇用開発センター 代表理事 井上英紀